2014/03/29
岐阜市東鶉にある鶉田神社の「尾なし龍伝説」
岐阜やよいブログ No.37
ワンポイント豆知識
尾なし龍の伝説
岐阜市東鶉にある「鶉田神社」にまつわる地元では有名な伝説です。
インターネットで調べたらすでに多くの皆さんが投稿されておりWikipedia(ウィキペディア)でも取り上げられており少々ビックリです。
本殿にある左甚五郎作「龍」の彫刻にまつわる伝説です。(皆さんの投稿や資料を参考にまとめてみました)
この龍には命が宿っており、夜になると空へ舞い上がっていたと云う噂があり、村人が恐れていました。
しかし、「はつ」という足の不自由な女の子だけが龍を恐れる事無く龍の化身と毎日遊んでいて龍に歩ける様にして貰ったと云われています。
「はつ」の母親が、村を襲った嵐の際に、彼女の看病の為稲の刈り入れが出来ていなかった為、年貢を納める事が出来ず、加納城の牢に入れられてしまいました。
母の後を追った「はつ」は、増水した川で溺れて命を落とし、それを聞いた母も川に身を投げてしまいました。
「はつ」を歩けるようにした事を悔やんだ龍は、激怒して天に舞い上がり、口から火を吐いて加納城の天守閣、屋敷、城下町を焼き払ってしまったのです。
龍を畏れた人々は、彫刻の龍の尾を切り捨てて、二度と空へ飛べない様にしたと云われています。
本物は、お正月に見ることができますヨ!。来年の初詣に参拝しては、如何でしょう。
また、本殿脇には、写真が飾ってあり、お参りをする時に見ることができます!